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脳内麻薬

金曜の夜に近所の定食屋「みち草」へ行って、生姜焼き定食。期待したのとちょっと違う感じの味だった。1200円。この店にはなぜか仲村トオルのサインがある。

そのあと、少し酒を飲もうと、また「よろん坂」へ。大阪からの旅行者と飲みながらいろいろ話す。この島でドライブしていると「脳内麻薬」が頭の両脇あたりからじわーっと出るよね、人生って、脳内麻薬をどれだけ出すかじゃないのか、という点で意見の一致を見る。

「この島は気持ちがいい」というのは、今まで何人かと同じ話をして、同意するところなので、やはりこの島はパワースポットなのか、何かあると思う。(引っ越してきた理由の第一は、実はそこにあるのだが、シラフで脳内麻薬とか言ったりするとおかしな人だと思われるし、まるで説得力がないので、そのことについては公的な引っ越し理由としては言わないことにしている。)

また、単に気分的、気候的な感覚じゃないのかと言われるかもしれないが、激しい二日酔いの日、天気は曇り、寒風が吹きすさぶ中バイクで走ったが、やはり気持ちよかったので、気分とか気候の感覚ではないと思う。

それで彼は、どうしてもシカの角が欲しいらしく、白谷雲水峡で7時間コースアウトして、抜け落ちたシカの角を探し歩いたらしい。

そんな話をしていたら店のご主人が電話をして、個人的にシカの角でナイフを作っている知り合いを電話で呼び出してくれた。本人もやはり人に見せたいのだろう。ブレードの形の違っていたり、鞘が角だったり木だったり、かなり凝った作りのナイフを数本見せてもらった。

それからあとの記憶はあまりない。店の中で吐いたのと、店の座敷で寝かされたことだけ覚えている。

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