アパートを借りた不動産屋さんから土地を見てくれというので、朝 8:00 から見に行く。お土産にたんかん+ぽんかんをもらう。仕事の合間にそういうおやつ的なものがあるとうれしい。
案内してくれたのは、営業部長の人で、親くらいの歳のおじいちゃん。一方的に話し続けてはいるが、ちゃんと自分の考えを持っている人だし、ぼけてはいないので、それほど話していて苦にはならない。パソコンはマウスを使わない主義だそうで、ジョギングをしたりして、「生涯現役」がモットーの人。開発というと、IT 的にはプログラミング的なことを想像してしまうが、土地開発ももちろん Development。IT より、そこに人が住むというリアリティがあるだけに、やりがいはあると思う。「過労死したい」と言うくらい死ぬまで自分の仕事をしていたいという人はうらやましい。
集落ごとにいろんなところを案内してもらう。県道から外れた道はほとんど通ったことがなかったが、移住者が半端なく多いということに驚く。とりあえず土地を買う、という考えは今のところまるで無いが、いろいろと将来を考える一日だった。
先週とは別のショップ、別の川で。近所の寅年の人。かつて笹塚に住んでいたらしい。車の中で「鍋屋」の話をしたりする。
8:30に迎えに来てもらって、栗生川へ。栗生川のほうがのんびり感があるような気がする。先週乗った艇よりは直進性があって乗りやすい。なんか白飛びしてるけど、 赤い方がリバーカヤック。

昼飯は、ダッチオーブンでピザを作ってもらう。

食後に沢登り。結構いやな感じの飛び石を渡って、滝に行く。屋久島の中では有名な滝じゃないみたいだけど、いい滝だった。カメラはカヤックの中に入れっぱなしのため写真は無し。
帰りは、尾之間の JR ホテル屋久島の温泉に行く。島民は500円。見晴らしもいいし、お湯もぬるぬるしてるし悪くない。非宿泊客の入れる時間が18:00までなのが微妙なの以外はいいかな、という感じ。
風呂の中で、いろいろとカヤックのことを聞いたりする。何にしても車が無いことには運べないしどうしようもないというのが今日の結論。
アパートまで送っていってもらう。島民割引は特になく、次回からは2割引にしてくれるらしい。
今日はなぜか二人の別々の iPhone オーナーと話す機会があった。この島で iPhone を持っているのを見たのは初めて。
そもそも屋久島にはソフトバンクモバイルのショップ自体がない。この島で売る気もなければ、圏外エリアをなんとかする気もないことの表れだと思う。
一人目はどうも移住者っぽい。自宅では入らないが、仕事の範囲内で入るからいいや、2年縛りだからその間我慢するしかない、という話。二人目はバーのマスターで、鹿児島市内に行ったついでに買ってきたという。バーは町なかにあるので、電波は入る。さすがにメインではなく通常の電話とは別の2台目らしい。
結局 Android もそうだけど「暇つぶしデバイス」で、電車とかバスとか、無為に過ごす時間を埋めるためのものなので、この島ではあまりいらないような気はしている。振り回されるほどの情報がないこの島では、そもそも携帯から Google 様に教えてもらうような情報も特にないような気がする。
こっちに来てからはリアルな実感として「電話がないと死ぬ」というのが結論で、メールやら携帯のインターネットが活躍する場は特にないので、Android や iPhone らしさが出る幕はあまりない。電話以外に使うのは、昼飯に注文したモノが出てくるまでのわずかな時間くらいに twitter をみる程度。この島では、メールとかインターネットの便利さよりも、その場所にいない相手から今すぐ期待する答えを引き出すことのできる電話が一番強力だと思う。
マスターに iPhone の使い方を教えてくれと聞かれたので、ストリートビューを見せる。ついでに Android で iPhone にはできない、Google Map ストリートビューのコンパスモードを見せびらかす。
今日の晩飯は、揚げ物トリオ(ミニアメリカンドッグ、唐揚げ、手羽先)と白飯と三岳水割り。水割りはお湯割りと比べてぐいぐいいってしまう。吐く二杯手前くらい飲む。
冷蔵庫が来たので、Aコープに行って食料品を買い込む。島に来て初自炊。
焼茄子。スチームオーブンを使ってみたくて、自動メニューで鮭の切り身を焼いてみるが、別段うまくはなかった。素材が悪いだけかもしれないが。

やっと移住した気になってきた。
一週間前に注文した冷蔵庫、洗濯機がやっと今日届いた。
引っ越し前に13年モノの電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機を捨ててきたので、しばらくそれらなしで過ごしてきた。
引っ越してとりあえずは湯沸かしポットを買って、インスタント系のものでしのいでいたが、さすがに食事のバリエーションが限定されすぎる。電子レンジが次に加わってやっとレトルト系が食えるようになった。次にガスコンロが加わるが、よくよく考えると「腐らないモノで、火を通して食べるもの」自体がない。結局冷蔵庫がないと料理も出来ない。
引っ越し前は、引っ越し後に楽天とかで買えばいいやと思っていたが、離島の場合は送料やらなんやらで、東京にいるときよりは店の選択肢が狭い。ガスコンロを注文後、送料3150円の追加を要求してきた店には腹が立ったのでキャンセルした。大して大きくもないのに、そんなに余計な送料がかかるわけない。まして冷蔵庫やら洗濯機の設置工事までしてくれる店自体少ない。まぁ何度も大型家電を買うことはないので、もういいが。
冷蔵庫は172リットル。前に使ってたのが、137リットルなので、35リットルアップ。本当は冷蔵のほうも引き出し式がいいんだけど、無いので仕方なく。一月に35日雨が降って困るので、乾燥機付きの洗濯機にした。
今日は結局買い物ができなかったので、空気を冷やしている。
そういえば引っ越してから遊んでなかったので、カヤックに行くことにする。島民割引で、通常価格の半額。
近所の安房川でリバーカヤック。


たき火でソーセージをあぶってビールのつまみに。昼飯はたき火でお湯を沸かしてうどん。

夏なら、川で遊ぶ時間らしいが、水が冷たすぎるので、昼寝。

カヤックで行けるのはここまで。

リバーカヤックは、岩やら何やらをよけるために、直進性がないように作ってあるらしいので、川の流れでしょっちゅう向きが変わってしまう。
15:00 くらいにウチまで送ってもらって帰る。やたらつかれた。倒れこむように昼寝。
窓の外から鳴き声がすると思ったら、駐車場にやぎ。

昼休みにバイクで近所のお食事処「和み」に行って親子丼。自家焙煎のコーヒーを出しているというので、豆で売ってるか聞いてみたが売ってないとのこと。しばらくはインスタントで我慢するしかない。
ウチに帰ってくると、今度はおじいちゃんと孫風の二人が駐車場でキャッチボールをしてる。部屋に戻ると、窓にゴンと異音。孫がボールを打ち上げて、窓に当たったらしい。にこやかにボールを投げ返す。なんだこのマンガみたいな世界は。
amazon で 1/25 の 23 時に注文した、オムロンの UPS と APC の小さい UPS が今日届いた。片方は福岡(マーケットプレイスの別の店)から 17時頃、もう片方は大阪(amazon)から、18:30頃についた。離島なのでもっと時間がかかると思っていたが、意外に早く着いた。
この島は雷が激しいというので、サージと停電対策。この島の誰に聞いても雷が鳴ったらPCのコンセントを抜け、といわれる。サージプロテクタの限界を超えるくらい強烈らしいので、気休めだとは思うけど、多少でもリスクを減らすために買った。最悪、UPS をノート PC の外部電源にして、ネットワークは b-mobile の FOMA にすれば、落雷対策になるかなという気もしている。
夜は近所のスーパー的な店に買い物。今までは、湯沸かしポットしかなかったが、昨日やっと回らない高級電子レンジ、というかスチームオーブンが届いたので、温めが必要な食べ物を食べることが出来るようになった(まだガスコンロはない)。ただ、まだ冷蔵庫がないので、腐らないものしか買えない。
レトルトのカレーとか親子丼とか牛丼とかどん兵衛とかカロリーメイトを買うと、3005円。細かいのがなかったので、5100円を出すと、2000円と、おいた100円を「おまけ」といって返してくれた。まぁたかが5円と言えば5円だけどね。
帰って UPS の接続やらをやっていると、居酒屋から電話。昨日一緒にのんだ酒造会社の社長の孫の誕生日前夜祭で鍋をやるから、明日来いとのこと。
なんだか牧歌的な一日だった。(仕事を除く)
ゴミ出しに行くついでに、撮った朝日。昨日からの風のせいか、雲が吹き飛ばされてやたらいい天気。ただ、寒い。

昼はバイクでレストラン「かもがわ」へ。チキンと魚とエビフライのセットになったAランチ。量多すぎ。
今日は Live Meeting で3時間半テレカン。ちょっと音が聞きづらかったりするので、なんだか変に疲れてしまう。まぁでも、東京にある 360度のパノラマカメラ「Microsoft RoundTable」は良くできてると思う。
疲れたので、夜は飲みに行く。酒造会社社長の孫かなにかと話したりする。昼に食べた量が多すぎて、結局おでんのみ500円。
ちょっと寒いが、まぁまぁの天気。バイクでいつもの川へ。
途中のコスモス畑。

雲間から差し込む光が海面を照らす。手前はコスモス畑、海の向こうは種子島。

いつもの川へ向かうところ。森を抜けた向こうは海。これも白飛びしていまいち。実際は、夏休みのウキウキ感みたいなのがあるんだけど。

風が冷たかったけど、また河原の岩の上で昼寝。
昼は近所の食事処「のどか」で唐揚げ定食。やたらと量が多かった。この店も昼しかやってないらしい。
島の反対側にある一奏珈琲に豆を買いに寒い中バイクを走らせていってみると、2/5まで休業中とのこと。豆買えず。
帰りにスーパーに寄って、暗い夜道を歩くための強力そうなLEDライトを買ってくる。4980円。
夜は米を炊いて、味噌汁、スープdeおこげをおかずに晩飯。
(まだ洗濯機がないので、)バイクを走らせて町のコインランドリーへ。どうも夜8時になると、信号が点滅になるらしい。屋久島の夜は早い。
金曜の夜に近所の定食屋「みち草」へ行って、生姜焼き定食。期待したのとちょっと違う感じの味だった。1200円。この店にはなぜか仲村トオルのサインがある。
そのあと、少し酒を飲もうと、また「よろん坂」へ。大阪からの旅行者と飲みながらいろいろ話す。この島でドライブしていると「脳内麻薬」が頭の両脇あたりからじわーっと出るよね、人生って、脳内麻薬をどれだけ出すかじゃないのか、という点で意見の一致を見る。
「この島は気持ちがいい」というのは、今まで何人かと同じ話をして、同意するところなので、やはりこの島はパワースポットなのか、何かあると思う。(引っ越してきた理由の第一は、実はそこにあるのだが、シラフで脳内麻薬とか言ったりするとおかしな人だと思われるし、まるで説得力がないので、そのことについては公的な引っ越し理由としては言わないことにしている。)
また、単に気分的、気候的な感覚じゃないのかと言われるかもしれないが、激しい二日酔いの日、天気は曇り、寒風が吹きすさぶ中バイクで走ったが、やはり気持ちよかったので、気分とか気候の感覚ではないと思う。
それで彼は、どうしてもシカの角が欲しいらしく、白谷雲水峡で7時間コースアウトして、抜け落ちたシカの角を探し歩いたらしい。
そんな話をしていたら店のご主人が電話をして、個人的にシカの角でナイフを作っている知り合いを電話で呼び出してくれた。本人もやはり人に見せたいのだろう。ブレードの形の違っていたり、鞘が角だったり木だったり、かなり凝った作りのナイフを数本見せてもらった。
それからあとの記憶はあまりない。店の中で吐いたのと、店の座敷で寝かされたことだけ覚えている。